マンネリ解消して料理をさらに上達させるコツ7選【料理上達マップ:上級編】

「今晩のおかず、どうしよう……」と夕飯のメニューについて考え中の皆さん。

料理のレパートリーが増えずに、お困りではありませんか?

 

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料理はできるようになったけど、いつも同じようなメニューになって飽きてきた。
家族に「またこれ?」など言われてたまにイラっとくる。
マンネリ感を解消して、さらに美味しいご飯が作れるようになりたい。

 

この記事では、こういった思いをしているあなたにマンネリ感を脱却する方法をお伝えします。

※今回の記事の読者はある程度料理ができる人を想定しています。なお、今回は具体的なレシピではなく、料理のテクニックやバリエーションを増やすための考え方を解説します。

 

この記事の内容

  • マンネリ感を解消するためのバリエーションがわかる
  • 美味しさをグレードアップさせる具体的なテクニックがわかる

 

記事の信頼性

僕はもともとプロの料理人を目指していた。料理の専門学校に行き、フランス料理のレストランで4年ほど修行した。

いまは公認会計士というフルタイムのサラリーマンをしながら、奥さんに代わって日々料理をしている。

初心者の方でも、わかりやすいようになるべく具体的な内容にしたつもりです。一緒にマップを攻略していきましょう!

 

マンネリ解消して料理をさらに上達させるコツ7選【料理上達マップ:中級編】

 

マンネリ感を解消するには、テクニックとジャンルのバリエーションを増やせば解決です。

 

マンネリ感を解消するためのバリエーション6選

  • アジア系の料理に挑戦する
  • 普段使わない調味料やスパイスを買う
  • いつもと違うスーパーに行く
  • 薬味やナッツ、フルーツなどで風味や触感を変える
  • Youtubeの料理チャンネルを見てみる
  • あえてオシャレさを追求してみる

1つ1つ見てみよう。 

 

アジア系の料理に挑戦する

アジア系の料理は、とても簡単かつめずらしい感があるのでマンネリ解消に最適です。

  

アジア系の料理は、外食でしか食べないことが多く、普段使わないスパイスや調味料を使うため、特別感もあります。特に僕がおススメするのはタイ料理です。

 

タイ料理は日本でもメジャーな、グリーンカレーやトムヤンクンなど美味しいものが多いです。しかも、超簡単に作れます。僕はいつもKALDIでグリーンカレーのペーストとココナッツミルクの紙パックを買って、家に常備しています。疲れて、料理のやる気がない時でも15分くらいで作れる(なのにしっかり作った感も出る!)ので、とってもおススメです。

 

疲れて、料理のやる気がない時でも15分くらいで作れる(なのにしっかり作った感も出る!)ので、とってもおススメです。

 

普段使わない調味料やスパイスを買う

アマゾンで普段買わないような調味料やスパイスを買ってみましょう。

 

マンネリの一番の原因は、メニューもさることながら、味付けが似てしまうことだと思います。作る人が同じだとどうしても仕方がないのも事実。

 

使いこなせないと思っても、僕たちにはクックパッドがあります。調味料やスパイスの名前で検索すれば、美味しそうなメニューがたくさん出てくるはずですから、使いこなせないという心配もいりません。

 

僕のおススメは、パプリカパウダーです。

これさえあれば、ハンガリー料理の鶏のパプリカ煮や、メキシコ料理のファヒータなど、簡単で美味しい特別感のあるご飯が作れます。

 

いつもと違うスーパーに買い出しに行く

いつもと違うスーパーに行くと新しい発見といつもと違う発想が生まれます。

 

あなたもきっと経験があるでしょう。いつものスーパーでいつもと同じ食材を見ながら、「またいつものメニューになりそうだなぁ、、」と思って、その日の夜に家族にズバリ言われてしまう「またこれぇ?」。悲しいですよね。

 

違うスーパーに行くと、いつもは見ない食材や調味料にである可能性があります。また、並んでいる順番や、お肉のカットの仕方や値段など、、、いつもと違う風景やルートを通ると、いつもと違う発想が生まれやすくなります。

 

定期的に、普段行かないお店に足を運んでみましょう。

 

薬味やナッツ、フルーツなどで風味や触感を変える

料理上手な人は、アクセントの付け方が上手いです。

 

いつものレタスサラダに、ナッツやフルーツを加える。お豆腐にみょうがを添えてみる。そんなひと工夫で、料理や食卓全体の雰囲気が大きく変わったりするものです。

 

簡単で美味しい使い方をいくつか紹介します。

  • レタスサラダに、リンゴとクルミ、ごまドレッシング
  • ポン酢の和え物にしそとみょうがの千切り
  • 焼いた肉系の料理にピンクペッパーや燻製塩

他にもいろいろおススメがあるので、順次レシピ紹介していきます。

 

海外Youtuberの料理チャンネルを見てみる

Youtubeには色んな料理チャンネルがあるが、その中でも海外の料理チャンネルを見ると新しい発見が多いと思う。

 

日本の料理チャンネルではある程度、メニューが似てくることもあるが、海外、、特にプロの動画を見ると本当に勉強になる。新しい気づきも多い。

 

僕のおススメは、世界的に有名なシェフ Gordon Ramsay のレシピ動画だ。世界各国に多くの星付きレストランを展開するプロ中のプロなのに、その技術をYoutubeで無料で配信している。 一度見てみると面白いだろう。

 

あえてオシャレさを追求してみる

料理の上達のためには、定番料理をなんども作る方が早く上手くなる。ただ、飽きてきてきたら、あえて流行やファストフード的なメニューを取り入れるもの面白い。オシャレさでふりきってしまうイメージだ。

 

例えば、ふわふわパンケーキとか、エッグベネディクトとか、オシャレハンバーガーのプレートとか、、料理上手な人は意外と普段作らなそうなメニューだ(
初心者は最初に挑戦したりして、イケてない出来になる、、。)。

 

どこかのお店で出てきたものをマネてみよう。ある程度料理ができる人がやると、驚くほどクオリティの高いおしゃれご飯ができるだろう。是非自宅でおしゃれご飯を楽しもう。

 

美味しさをグレードアップさせる具体的なテクニックがわかる

ここからは具体的なテクニックに絞って、見てみよう。

 

下ごしらえを丁寧にやってみる

下ごしらえが美味しさの半分を決めるといっても過言ではない。

 

よく「料理は素材が命」みたいなことをいう有名店のシェフの姿をテレビで見ることがあるだろう。それは、家庭料理でも同じこと。でも、「素材選びにこだわろう」とか、「高い食材を使おう」などということではない。

 

僕が言いたいのは、「下ごしらえ」を丁寧にやると、美味しさがグッと高まるということ。

 

ポイント

プロの料理がなぜ美味しいかというと、素材の良さよりも、下ごしらえをキチンとしているから。 野菜をみずみずしく保ち、肉は常温に戻してから焼く、、、そんなひと手間が集まって美味しさを作り出すのだ。

   

いつもの炒めものをプロレベルにするテクニック

ここでは、中華料理の下味の付け方テクニックを紹介しよう。

 

よく本格的な中華料理屋さんで出てくる、柔らかくてなめらかな触感のお肉の作り方だ。

1.調味料で味をつける
まずはしっかりと下味をつける。この段階でやるかやらないかの違いが大きくでる。
’卵を加える’
調味料で足りない水分を補い、ふわふわ感を追加する。イメージは、肉が吸収できるぎりぎりまで卵の水分をいれる感じ。
でんぷんを加えて膜を作る
片栗粉、コーンスターチなどは液体(卵、調味液)を吸収し、材料の表面に薄い膜をつくります。加熱すると膜は衣状になり、味の流出を防ぎ、滑らかな舌触りで、とっても美味しい。
油を加える
デンプンでくっついた1つ1つの素材を引きはなしながら、表面に油の膜を作ります。
素材がくっつかないように炒める
本来は、油通しという作業をするのですが、家庭では素材がくっつかないようにこまめにほぐしながら、そのまま炒めましょう。触り過ぎてデンプンの膜を崩さないように気をつけて。

 

ポイント

このひと手間で、グッと美味しさと本格感が増す。ぜひ一度試してみてください。

   

火入れと水分量を意識してみる

これはかなり上級者のテクニックになってくるが、素材、特にお肉の火入れと水分量に注意しながら料理をしてみよう。

 

美味しさの表現で、「しっとり」とか「ジュウシー」とか「肉汁」などは、まとめると素材に水分が残っているということを指す。上で紹介した野菜のみずみずしさもそうだ。

 

ポイント

焼きすぎない。じっくり火をいれる。焼いたら休ませる。この3つののポイントをおさえよう。

 

長くなりましたが以上です。最後にまとめを。

まとめ

  • バリエーションがわかれば料理のマンネリ感は解消する
  • 美味しさアップのテクニックを使えぱいつものメニューがマンネリじゃなくなる

 

料理上達マップの全体像は下記で紹介しています。あなたを料理上手にする手順としてご利用下さい。