人生100年時代の完全ライフプラン【お金と見えない資産を作る方法】

僕らはいま、とてつもない時代の変化の中にいる。しかし、その変化を正しく理解し、準備をしているひとはほとんどいない。

今回は、僕らが直面するライフシフトとはどのようなものか、どのように対応すればいいのかについて、1つの案を提案していきたい。

 

想定する読者はこんな方たちだ。

将来が漠然と不安。
最新ライフシフトという言葉を聞くけど何のこと?
楽しく幸せに生きていくために必要なことって何だろう?

この記事では、こういった疑問に答えます。

 

※記事は3分くらいで読み終わります。ただライフシフトの全体像は広いため、深掘りした解説とかは、関連記事を貼っておきました。

 

この記事の内容

  • 漠然とした将来への不安の正体がわかる
  • 将来への不安を取り除く方法がわかる
  • 今の時代において本質的に大切なことが分かる

  

記事の信頼性

僕は料理人から会計士に転身するという、比較的大きなワークシフトを経験した。

その時、環境の違いで周りの人たちの考え方に大きな格差があることを感じた。それは、時代が変化していることを知っているか、知らないか、、そんな違いでもあった。

今回は、もしかしたら気づいていない方に向けて、僕が感じている時代の変化について書いています。

 

人生100年時代の不安を取り除く完全ライフプラン

僕が提案するライフプランの概要は以下の通り。

  • まずは将来への不安の原因を知ろう
  • 不安を取り除くためのプランを立てよう
  • 今の時代に生きる上で大切なことを知ろう

 

将来への不安の原因を知ろう

もしあなたが、自分の将来について漠然と不安を感じているなら、その原因を知ることが、不安を取り去る大きな1歩となる。

 

そもそも、不安というのは「未知の状況に対し」「上手く対応できるか分からない」ときに生じる。

 

つまり、不安の原因を知ることは、あなたにとってとても大きな前進になる。

そして、僕はその不安の根本的な原因は、自分が長生きしてしまうことにあると感じている。

長寿化が将来への不安を生み出す原因はいくつかある。それは大きくわけて「時代の変化に対する不安」「変化に対応できない不安」「将来を想像できない不安」の3つに集約されると思う。

 詳しく見ていこう。

 

時代が変化してしまうことへの不安

僕らは、日常的に変化を感じており、その積み重ねがじわじわと不安の種になっている。

 

これは、今あるものが無くなったり変化したりすることへの不安だ。

 

わかりやすい例で言えば、国の年金制度が変化して、将来の年金が減ってしまうことに不安を感じたりする。

 

時代の変化に適応できない不安

たとえ、時代が変化しても、それに上手く対応できるなら、不安に感じることもないだろう。

 

いまの世の中には、本当に価値のある情報が無料ないし格安で共有されている。さまざまな情報を上手くキャッチしているひとは、すでに時代の変化を明確に意識して、それに対応する準備を始めている。

 

あなたが仮に将来に対して不安を感じているなら、それは「変化に対応する方法を知らず」、「対応するための努力もしていない」 ということを表している。

 

具体的に将来を想像できない不安

たしかに時代は変化しているかもしれないけど、どんな風になるかなんて想像も出来ないし、どうやって対応すればいいかなんて分からないよ、、。

  

そんな方が多いと思うので、具体的に100年ライフステージを時系列でイメージしてみた。

 

20~30代
社会の中で自分の居場所をつくる
大学を卒業して社会に出て働き始める。仕事はたいへんで収入も限られてるけど、1人暮らしを始めたり、恋人を見つけて結婚したりと楽しいこともたくさんある。だんだんと責任のある立場になり、収入も上がってくる。日々生きることに一生懸命だ。
色んなものを背負って将来が少し怖くなる
子どもの生まれ、生活も仕事も毎日忙しい。ただ、忙しい割には収入が増えにくくなっており、年金も期待できなくなったので貯金をしたいが、思うように資産が増えない。徐々に体に衰えを感じはじめ、病気やケガをして働けなくなることを考えるとたまに怖くなる。
50代
仕事を失うことが怖くなる
定年がせまってきているが、引退後に20年以上生活できるほどの貯金は全然たまっていない。退職金もあまり期待できるものではないし、持ち家を買っていない場合、引退後の家賃も考えると、だんだん怖くなってくる。同僚はリストラにあったりして、さらに苦しい思いをしている。
60~70代
自由はあるのにお金がない日々に飽き飽きする日々
晴れて仕事生活から解放され、子どもたちも家をでた。毎日、自由な時間であふれているが、特にやりたいこともない。やりたいことがあっても、収入源が年金しかないため、思い切ったこともできず暇を持て余している。
80~90代
仕事以外の生き方をすべきだったと後悔しながら人生を終える
お金もやりたいこともないのに生き続けている。人生は長すぎるとツラいものだと悟る。

 

少し不安をあおるような書き方かもしれない。 仕事以外の趣味を持たない平均的なサラリーマンを想定して書いたが、思いのほか書いていてツラいものになってしまった。

でも、変化に対応する準備を始めないと、本当にこれが現実になる可能性は十分あると思う。誰にもそんな人生を歩んでほしくない。今すぐに、そうならないための準備を始めよう。

 

不安を取り除くためのプランを立てよう

今すぐに時代の変化に対応するために具体的なプランを立てて、行動を開始しよう。

 

「時代の変化」って、とても抽象的ですぐに対処しなきゃいけないことでもない。つまり、緊急性が低く、後回しにされてしまいがちなこと、、。

 

でも、将来の何十年という生活がかかっているのだから、重要度で言ったらとても高いものだ。今すぐ行動を始めよう!!

 

POINT

そして、これは本当に大切なことだと思うのだけど、「変化に対応するために新しいことに挑戦する」ってそれ自体めちゃくちゃ楽しいことだ。その活動そのものが人生を楽しむことにつながると思う。」

 

具体的なプランの立て方は、別の記事を書くつもりなので少々お待ちください。

 

今の時代に生きる上で大切なことを知ろう

繰り返しになるが、今の時代に生きる上で大切なことは、「時代は変化しているという事実を知ること」だ。

 

この「知っている」という前提がないと、具体的にどう変化するかとか、その変化にどう対応すべきか、という先の疑問が生まれてこなくなる。

 

まずは、時代の変化を前提にして、さまざまな分野での変化とその対応策を考えていこう。

 

長生きライフを愉しむための金銭的資産と見えない資産を作る方法

長く生きるというのは、人生において大きく2つのリスクを生み出す。

  1. 長い人生を最後まで楽しむには十分な金銭的な土台が必要となる
  2. 求められるスキルの性質が変わり続ける

 

1番わかりやすいのがお金の問題で、意外と気づきにくいのが、スキルの話かもしれない。

 

長生きしても安心できる金銭的な土台が必要となる

生きることとお金は切り離せないものだ。生きる時間が長くなれば、その分必要なお金も増える。

 

引退すれば、仕事の負担が減り、自由に使える時間が増える。しかし、自由な時間が増えたのに、自由に使えるお金がないとどうだろう。きっと、忙しく働いていたら向き合わなくて済んでいた新たな苦しみを味わうことになるだろう。

 

長い人生の資金計画には現役時代からキチンと向き合っていかねばならない。ただ、お金の問題をキチンと整理することは、意外と難しい。

 

僕は一応、会計の専門家でもあるため、人生100年時代のお金の問題にはキチンと向き合って、価値のある記事を書いていくつもりだ。是非見てみてほしい。

   

求められるスキルの性質が変わり続ける

大切なのは、稼ぐためのスキルばかりに目を向けていると、生きる意味を見失ってしまうということ。

 

長寿化とは、仕事の現役後に長い引退生活が待っているということだ。仕事のコミュニティはもうない。その生活では、友人関係や知識、健康といった「見えない資産」が大切なものになる。

 

自由な時間が増えると、仕事や稼ぐスキルとは別の「より人間性を問われるスキル」や「生活を豊かにするためのスキル」が価値を持つようになる。

 

「人間性を問われるスキル」とは、例えば感受性とか、誠実さ、思いやり、知性や生活を主体的に愉しむスキルだ。

「生活を豊かにするスキル」とは、例えば料理を作ったり、楽器や音楽を楽しんだり、絵を書いたりするスキルをイメージしている。

 

POINT

まずは、目に見えない資産の存在に気付こう。そして、それが長期的な視点で大切になってくるという事実を受け止めよう。

 

まとめ

  • 将来への不安の正体の「長生きすること」だ
  • 不安をなくすために「金銭的資産」と「見えない資産」を蓄積するプランを立てよう
  • そして、愉しんでそのプランを実践しよう

 

最後の僕自身の取り組みを話すと、このブログやYoutubeで料理チャンネルを作り、それを収益化することで、金銭的資産を作り、その活動自体を楽しんでいこうと思っている。

 

結構いいプランだと思っているので、興味があれば他の記事でより具体的な戦略なども解説していきたいと思います。