この記事ではこんな皆さんの疑問に答えます。

確実に合格できる勉強法を知りたい。
合格への最短ルートの勉強法を教えて。
もう、勉強法で悩みたくない。
この記事の具体的な内容はこちらです。
- ①前提理解:なぜ勉強や受験を選ぶのか
- ②目標設定:いつまでに合格するのか
- ③基礎理解:勉強は基本のルールがある
- ④計画作成:逆算でやることを決める
- ⑤学習手順:具体的な方法を選ぶ
- ⑥継続努力:継続すれば必ず合格できる
僕自身は、知識ゼロから3大国家資格の1つである公認会計士試験に2年半で合格できました。
受験時代に色んな勉強を試したけど、実際に成果が出たのは1つの方法しかありませんでした。逆に、めちゃくちゃすぐに成果がでたので、今回はその方法を公開します。
本記事では「勉強の成果がなかなか出ない、どう勉強すればいいか分からないよ」という方に向けて書いています。
この記事を読むことで、「 受験や勉強に対する正しい考え方、具体的な始め方、どのようにして成果が出るか」までをイメージできるようになると思います。
僕自身、年収140万円の料理人生活から、公認会計士になって1年目で、労働時間は半分になったのに、年収は3倍になりました(今では5倍です)。
受験生の「将来が見えないツラさ」はよくわかるので、過去の自分のような境遇にいる方々に向けて、真摯に記事を執筆します。
それでは、さっそく見ていきましょう。
➀前提理解:なぜ勉強や受験を選ぶのか

いきなり前提をひっくり返すようで気が引けますが、「今のあなたにとって勉強や受験が最適な解決策」なのでしょうか。
正直、今の時代稼ぐ方法はいくらでもあります。
読者の方の置かれている状況次第ですが、大学生や高校生が「漠然と将来のため」に勉強や受験をしようとしているなら、僕は別の戦略をお勧めします。状況別に考えてみます。
漠然と将来のために勉強しようとしている方へ
この方々は、周りの人に言われて「将来苦労しないために、今のうちによりいい大学や資格を目指す」人達だと思います。
それ自体は否定しませんが、「いい企業に入れれば安心」と思って勉強で努力しても報われる可能性は低い気がします。
日本が誇る大企業であるトヨタも終身雇用はムリだと言っています。
勉強って、スキルでもないし、資産でもないし、実績でもないという、お金を稼ぐ源泉にはならないものですからね。AIがどんどん世の中に出てくる時代ですからね、弁護士とか会計士とか突き抜けて難しい資格を目指しましょう!!じゃないと、時代的には厳しいかもしれないです。
「将来の安定」を目指している方へ
僕はこれに2つの疑問があります。
- 安定って、何ですか?
- 安定って、幸せになれるんですか?
お金を稼ぐという意味であれば、安定して稼ぐより、一気に稼いで投資とかで悠々暮らす方が絶対幸せになれる気がします。
時代の変化が早くなってきているので、これからの時代は「安定なんて存在しない」と思います。
つまり、「将来の安定のために勉強」とか、昭和の古い考え方でしかないです。両親に言われたら、「古すぎてそんな考え方使えないよ」って教えてあげましょう。
「純粋により多くのお金」を目指している方へ
この考え方が一番時代にあっていて、成果を出せる気がします。
「より多くのお金を稼ぐ」と言っても色んな戦略があるでしょう。
- 将来ビジネスを始めるための仲間を見つけに東大に行く
- より年収の高い医者や会計士等の難関資格に挑む
- 起業するため、高校生卒業したらプログラミングを学ぶ
いきなり起業したり、フリーランスになるのはすこし怖い気持ちがありますからね。まずは、より稼ぐことにフォーカスして、スキルを伸ばしたり、チャンスを探したりするのがいいと思います。
➁目標設定:いつまでに合格するか

勉強や受験が「自分にとってのベストの選択」だと判断したら、さっそく目標を決めましょう。
具体的な目標設定「何に、いつまでに」
➀どんな大学に行くか・どんな資格を取るかを決めて、➁それをいつまでに達成するかを決めればOKです。
マインドブロックというか、「自分には東大なんて無理だ、、」みたいなマイナス思考はやめて、本当にあなたが望む目標を決めましょう。
今のあなたができそうなことを目指しても成長できません。成長しないってことは、安定もないし、お金も稼げないってことです。
そして、どうせ今できない目標を決めるなら、できる限り大きな目標を決めましょう。
日常生活に対する決意表明も決めよう
勉強で成果を出すために、あなたが犠牲にすることを決めましょう。
人に与えられている時間には限りがあります。テレビを見ている時間は勉強できませんし、彼女と会っている時間は勉強できません。
ぜひ手帳を買って、日ごろ自分が何にどれだけの時間を使っているかを確認してみましょう。あなたがより多くの時間を使っていることが、あなたの大切にしている価値観です。
勉強で成果を出したいなら、あなたの価値観を”勉強優先”に変えましょう。
③基礎理解:勉強には基本のルールがある

試験に合格するための勉強というのは、基本ルールがあるので、さっさと覚えて、どんどん使いましょう。
必ず忘却曲線を利用すべき
勉強するときは必ず忘却曲線に沿って勉強をしましょう。確実に成果が出ます。
忘却曲線や、忘却曲線を使った具体的な勉強方法は、「会計士受験 ~必ず読むべき最短合格のロードマップ~」こちら。会計士向けに書いていますが、勉強という観点では大学受験もでも全く変わりません。
正しいやり方で努力することが、一番の近道です。ぜひ覚えておきましょう。
覚えることから逃げない
よく「暗記と理解どっちが大事なの」という話が話題になりますが、断然「暗記」です。
下記の「学習手順」の項目で詳しく説明しますが、”理解”には2つの種類があります。
- ➀内容の仕組み・言っていることが分かること
- ➁内容を応用して、新しい問題を解決できること
2つのうちで”理解が大事”と言われているのは➁の方のことです。
ただ、やっかいなことに➁の理解って、ある程度の暗記が進んでいないと、出来ないものなんですよね。だから、最初から➁の理解を目指して、テキストを読み込むとかはっきり言って無駄です(効果的な方法は下記で紹介します)。
④計画作成:逆算で考え、やることを決める

必ず受験日から逆算して、いつまでに、何をやり、試験日当日に”自分の脳みそ”がどういう状態になっているべきか、逆算して計画しましょう。
ポイントは、決めたことを全て紙や手帳に書いておくことです。
まずは年間スケジュールを決めよう
1年間の時間軸で、どの時期までに、どんな知識を身につけておくべきかを把握します。
あまり細かく決める必要はなく、1か月~2か月単位でざっくりと、いつ何をやるか決めておきましょう。
身につけるべき知識の総量から逆算
まずは、合格に必要な知識や理解の全体の量を知ることが圧倒的に重要です。
これは、今回書いている記事の中でも一番重要かもしれないです。ゴール地点に立った時の自分の状態( 知識の全体像 )が分からないと、どこを目指せばいいか途中でわからなくなりますからね。
受験生の悩みの多くは「➀自分が成長しているかどうか不安、➁どこまでやれば合格できるかわからない」という2つがあります。
知識の全体像を最初に決めておくことで、この2つの悩みを解消し、努力に集中することが出来るようになります。
⑤学習手順:具体的な方法を選ぶ

実際に学習を始める前に、具体的にどうやって勉強するか、勉強方法を選びましょう。
【問題解答スタイル 】計算系の科目に使う
計算や語学系の科目はこのスタイルが良いでしょう。イメージ的には野球の素振りでして、知識や計算するときの(下書きなどの)動きを体にしみ込ませる感じです。
ポイントは2つあります。
- 同じ分野の計算を短期間で集中的にトレーニングする
- 下書きの書き方決めて、体で覚える
下書きの書き方は科目によって違うと思いますが、計算系の科目は”下書きの型”を身につけるのが重要です。
【暗記スタイル】理論系の科目に使う
歴史とか、社会科学的な学問はほとんどこちらのスタイルです。進め方はこちら。
- ➀内容の仕組み・言っていることを理解する
- ➁言葉や文章を暗記する(覚える)
- ③覚えた内容を応用して、新しい問題を解決できるよう理解の深堀
ここでは覚える勉強のやり方を紹介します。ちょっと長くなるので、先ほども紹介した「 会計士受験 ~必ず読むべき最短合格のロードマップ~」こちらの記事をご参照ください。
【理解の深堀スタイル】理論系の科目に使う
すいません。ここは僕もキチンと体系化出来ていない部分です。
僕の経験を紹介すると、以下のやり方でとても理解が深まった実感があります。
- ➀文章や言葉の暗記がある程度進んだ段階で、
- ➁質の高いテキストを、
- ③時間をかけてじっくりと、
- ④イメージを広げながら読む
なぜかは分かりませんが、実際そうだったのでご紹介まで。
⑥継続努力:継続さえすれば必ず合格できる

当たり前ですが、合格するまで努力を続ければ必ず合格できます。
モチベーションを維持する方法
ズバリ、「常に成長している実感を得ること」です。
これは実際に成長しているかどうかはあんまり関係なくて、「いかに実感できるような仕掛け」をしておけるかどうかってこと。
個人的には、手帳に勉強した実績を書いておくことをお勧めしています。
ページをめくれば、自分の努力の形跡が見えると、成長している実感を得られるし、それだけ頑張った過去の自分を裏切りたくなくなるので、モチベーションの維持にはメチャクチャ効果的です。
最後に、勉強の本質をお伝えします
超本質です。勉強して知識を身につけるというのは、「その分野の世界の言葉が自由自在に使えるようになる」ということです。
例えば、歴史の勉強をしているとすると、「フランス革命とは?」みたいなシンプルな問題を用意して、それにどれだけの言葉がでてくるか。色んな用語を使ってスラスラ説明ができるなら、それが”理解”ということ。
言葉の1つ1つや、一定のセンテンスを覚えてないと言葉は出てこないし、単語やセンテンスの意味を理解していないと、正しい説明はできない。
シンプルな問いに自在に答えられるようになると、特に論文系の科目は余裕で解けるようになりますね。
よくある質問:Twitterからも無料で募集します

ここからはよくある質問のまとめです。
勉強法を変えるとマジで成果が出ますので、ぜひ思い出し作業を積極的に活用して欲しいと思っています。とはいえ、初心者のころは新しい勉強法を信じ切れなかったリ、悩みが多いはずなので、Twitterから質問を受け付けつつ、記事で回答します。お気軽にどうぞ。 » yuta (@yutaouen) | Twitter