受験生のための最強で具体的な勉強法【復習を極めれば勝てる】

絶対に合格できて、かつ効率的な勉強法を知りたい。
効果的な勉強法がわからない
理論だけじゃなく今すぐ始められる具体的なやり方も知りたい。

この記事では、こういった疑問に答えます。

 

この記事の内容

  • 絶対に合格できる効率的な学習方法がわかる
  • 実践すれば比較的すぐに効果が出るので勉強方法に迷わなくなる
  • 理論+具体的な学習スケジュールが組めるようになる

 

記事の信頼性

こんな記事を書いている僕自身は、料理人になりたくて高校では最下層の成績レベルで乗り切ったレベル。でも、この方法で難関の国家資格である公認会計士に2年半で合格できたので、結構信頼性の高い方法だと思う。

 

※記事は3分くらいで読み終わります。ただ、本当に本質的なエッセンスを抽出しているので、ゆっくり考えながら読んでいただけると効果的だと思います。

 

受験生向け最強で具体的な勉強法【復習を極めれば勝てる】

結論は以下の3つ。

  • 忘却曲線を使った学習をする
  • 合格に必要な知識の全体像を把握する
  • 必ず手帳を使って順番を決めて勉強する

 

理解はしていてもなかなか難しいかもしれない。でも、このやり方で勉強するのが一番効果的で効率的な方法であることは間違いない。

では詳しく見ていこう。

 

忘却曲線を使った学習をする

忘却曲線を強く意識して、頭の中に”合格に必要な記憶 ”を作ろう。

 

忘却曲線というのは、ドイツの心理学者エビングハウスが発見した「人の記憶がどれくらいのスピードで忘れられていくか」 を示したものだ

 

この忘却曲線を意識して学習するというのは、①忘れる前に復習する②記憶+復習するタイミングを戦略的に決めて勉強するということだ。

 

ポイント

受験というのは基本的に覚えたもの勝ちの戦いだ。上の図でもわかるように、人は誰しも1日後には74%忘れてしまうという事実をまずは受け止めよう

 

合格に必要な知識の全体像を把握する

これは結構重要なポイントで、必ず必要な知識の全体像を把握しよう。

 

全体像をつかまないまま勉強を始めると、いつまでたっても前に進んだ感覚がつかめずに不安になる。

 

そして、その不安が、例えば色んな勉強法を調べたり、不要な部分の勉強に使ったりして、結果的に”必要な知識の構築”を遅らせる原因となる。

  

具体例:大学受験の場合

大学受験の場合は、必要な知識の全体像が志望校によっても変わるので多少つかみにくいが、大切なのは「決めること」だ。

 

すこし厳しい話だが、人が何かを達成するためにできることにはかならず限りがある。それは、それまで過ごしてきた時間で、今必要なことをやってこなかったからだ。

 

つまり、どんなに頑張っても完璧な記憶は構築できないと最初からあきらめて、ある範囲に「決めてしまう」ということだ。

具体的には、志望校のレベルにあった参考書や問題集の知識やノウハウの範囲で完璧を目指そう。色んな参考書をやるとわかるが、だいたい同じような論点やノウハウが並んでいる。

 

ポイント

1冊を完璧にして、各問題の出題意図まで理解できるようになった方が、確実に応用力がつく。

 

具体例:受験が資格試験の場合

受験の対象が資格試験の場合は、メジャーな専門学校のテキストの目次をみれば、必要な知識の全体像を把握ができるので、とても簡単だ。

 

テキストの目次をみて、各分野のページのイメージや内容が頭の浮かんでくるような”記憶”ができれば、それが”必要な知識”ということになる。

もう少し具体的な方法を下の方で書いているので是非見てください。

 

ポイント

必要な知識の全体像を把握することは、受験をするときの絶対条件!!受験の種類によって、必要な範囲がわかりにくいこともあるが「決める」ことが大切。

 

必ず手帳を使って順番を決めて勉強する

短期合格したいなら、手帳を使って学習スケジュールを決めて勉強すべきだ。

 

なぜ、スケジュールを決めた学習が大切なのか。それは、”大量の知識体系を頭の中に作る”ために学習サイクルが必要だからだ。

 

受験には覚えることが大量にある。忘却曲線にもある通り、人は古い記憶からどんどん忘れていく。つまり、一度学習した内容も、一定期間ごとに思い出す必要があるのだ。

 

今すぐ手帳を用意して、いつ何を勉強したかを書き込もう。そして、その分野を次に思い出す日にちを決めて、手帳に書き込んでおこう。

 

ポイント

進めていくと、自分で置いたハードルをクリアするごとに、知識が増えているのを実感するから不安がなくなっていくよ。


今すぐ始められる具体的な学習法=「思い出し作業」

気づいたひともいるかもしれない。

 

これまで紹介した定期的に復習する方法は、勉強する科目や範囲が多くて、勉強が進めば進むほど段々コントロールできなくなってくる(勉強すればするほど復習する量も増えるということ)。

 

じゃあ、どうするか?僕は「思い出し作業」を強く勧めます!!

 

思い出し作業とは何か

思い出し作業とは、「復習するやり方を頭の中で思い出すだけにする」ということ。つまり、「読まない」「書かない」「音読とか絶対しない」ということ。

 

理由は、どのやり方も”時間がかかる” から。

 

手帳を使った「思い出し作業」の具体的なマネジメント方法は以下の通り。

手順1
手帳の年間表の何月にどの科目に集中するかを書き込む
手順2
何か勉強したら、その時間に何をやったか書き込む
手順3
何か勉強したら、それを復習する日にちを前もって書き込む
手順4
復習の予定があれば復習する

 

 

「思い出し作業」とは、例えば、「忘却曲線とはどういう理論か?」みたいな問題を用意して、

それを頭の中で説明できるようにする。その時、”人の記憶”、”1日”、”74%忘れる”のようにキーワードを思い浮かべるだけで良い。

 

仮に、説明が出来なければ、あまり時間をかけずに答えを見る。頭でイメージする時間というのは、とても速いスピードで行われるため、3秒以内にキーワードが出てこなければ、すぐにあきらめて答えを見よう。

思い出し作業の具体的なやり方は以下の記事をご参照ください。

関連記事:「会計士受験 ~必ず読むべき最短合格のロードマップ~」

 

ポイント

広い勉強範囲を何度も復習するには、「復習自体のやり方を出来るだけ短くする」ことが大切だ。思い出し作業を習得すれば、自分が成長しているのが実感できるから、今までと比較にならない自信がつく。

 

僕が公認会計士の受験をした時も、ほとんどこの思い出し作業しかしてません。

 

思い出し作業でとにかく回転数を稼ぐ

受験に合格する実力をつけたいなら、思い出し作業でとにかく回転数を稼ごう。

 

受験というのは、結局のところ記憶量がものをいう戦いなので、効率的に記憶量を増やすために、”じっくり理解する”よりも、何度も問題を解いて、思い出し作業で復習する回数・回転数を増やそう。

 

勉強法には、「理解か暗記か」みたいな議論がよくある。僕は完全に暗記派。暗記というか記憶派?

 

”理解”というのは具体的には、脳の中にある1つ1つの記憶がシナプスでつながっていることを示す。つまり、そもそもの知識がなければつながるものもつながらない。

 

そして、現代の参考書はかなり最適化されているので、1つ1つの知識をつなげるサポートをしてくれる。また、”自分なりの理解”というのは、正しいかどうかわからないものでもある。

 

ポイント

受験に勝つには、思い出し作業で復習の回転数を最大化させよう。

 

すこし脳科学的な話をしたので、僕が受験時代に読んだ茂木さんの本を紹介しよう。受験のジャマにならないくらいシンプルでわかりやすく書かれているのでおススメ。

  

まとめ

  • 合格に必要な勉強法は「思い出し作業」
  • 「思い出し作業」を使って学習サイクルを回しまくれば、必要な学習範囲を制覇できる
  • 受験は不安との闘い。成長が実感できる方法で勉強することが大切

 

最後まで読んで頂きありがとうございます。皆さんの合格を祈っています。

 

また、僕はこのブログで勉強法をかなり詳しく解説しています。紹介している方法をちゃんと実践できれば、必ず合格できると思いますよ。皆さまが合格できますように(^^)

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公認会計士の受験勉強をはじめると高確率で挫折します。

 

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