職業選択の大切なポイントは好きなことを仕事にしない!【後悔しない人生】

僕は、中学生のころからフランス料理の料理人になりたかった。将来フランスに修行に行こうと思っていた。

 

生活のすべてを立派な料理人になるための勉強に費やしていた。

 

そんな僕がいまやっている仕事は公認会計士という職業だ。

 

今回は、とても大きなジョブチェンジ、、特に、好きな仕事から興味のない仕事へジョブチェンジしたら幸せになれた。

そんな僕だからこそ言えることをつらつら語っていきたい。

 

好きなことをすること=幸せになることではないということ

僕は自分の好きな料理の仕事をしているときは不幸でした。そして、興味のなかった会計士の仕事をしている今はとても幸せです。

 

もちろん、今の会計士の仕事が、実は自分に合っていて、「会計士の監査という仕事=何かを証明する仕事」ととらえると結構面白いと感じている。それも事実だ。

  

一番の理由は、きちんとお金が稼げて、将来のことが考えられるようになったことだと思う。お金がないと人は幸せになれません。

 

幸せを感じる場は仕事でないことが多い

どんな仕事も2~3年もやっていれば単調でマンネリに感じてくる。じゃあなんで僕は幸せなのかっていうと、

 

  • 結婚して新しい家族も持つ勇気が出たこと
  • 家族を幸せに出来るある程度のお金を稼げるようになったこと

 

ぼくらはみんなお金の価値のわからないときに職業選択をしているという事実

仕事の始める前からお金の価値を理解している人は少ない。一人暮らしをする前から、人が生きていくということの現実的な理解を出来る人は少ない。

 

僕たちはみんなお金の価値のわからないときに職業選択をしている。これ自体は、仕方のないことだと思う。

 

でも、自分の日々の時間を大量に費やして働いたお金の少なさや、一人暮らしのつまらない事務作業や家事の大変さを実感した後に、フラットな気持ちで職業選択をしてみてもいいんじゃないか。

 

高校生や大学生のころとは違う。仕事や生活の基本は”お金”だという事実を知ってから、より良い仕事や職業を探せばいい。

 

僕は断言する。仕事や生活の基本はお金です。誰しも、より楽して多くのお金を稼げる仕事を探すことが、豊さを生むことにつながるんです。

 

”人生をやり直す”という選択

社会の仕組みを知らないときに職業選択をしなければなかった人、特にやりたいこともなく何となく内定が出た就職先で働き始めた人、、、。

 

社会人を何年かやれば、世の中には割に合う仕事と合わない仕事がはっきりと分かれているのがわかってくると思う。

 

分かったところで、いまさら何もできないし、いまの生活を変えてしまうことが怖いひとが多いかもしれない。

でも、今の日本って、20代や30代であればいくらでもやり直しができる社会になっている。そう思えないのは、具体的な方法を知らないから。

 

具体的な方法を知っていて、それを実現するために行動するひとは、とても簡単に生活水準が豊かになったりする。

 

これからの世界は、知ってる人には優しい自由な世界。知らない人にはツラくて厳しい世界。みんなそう言うし、それが真実だ。

 

楽して稼げる仕事を探す具体的な方法

見出しが怪しすぎるが、へんな商材紹介したりはしないのでご安心を。笑

 

楽して稼げる仕事を探す具体的な方法は、「お金の流れているところに身を置くこと」だ。

お金の流れているところをどうやって探すのか。

 

ネットや業界地図で各業界の成長率やマーケットの規模を調べてみよう。きっとそこには平均年収なんかも載っている。

あとは、色んな人のブログをたくさん読みまくって、めぼしい職業の楽さ具合をチェックしてもいい。

 

個人的なおススメ

いま僕が一番おススメするのは、ITエンジニアになること。プログラミングを勉強してフツーに2~3年働けば、月60万以上稼げる。しかも、週4勤務で残業もない。そんな状況はしばらく続くだろう。

 

ウソみたいな話だけど、完全に本当のこと。同僚のエンジニアと仕事をしていても、アイデアを形にするスキルを持っているというのは、本当にうらやましいし、求められるスキルだと感じる。

       

それが本当に好きなことなのか

ITなんてわからないし、やっぱり好きな仕事をしたいという人もいるだろう。

 

僕も学生のころ「自分が好きなことを仕事にしよう」なんていわれた。今どきなら、YouTuberとかブロガーとかだろう。

 

でも、好きな仕事ってなんだよ!!って思う。

 

「好きなことがわからない」とか、「やりたい仕事がない」っていうのは、誰しも思うことでいたって普通のことだと思う。だって、そもそも仕事なんてしたくないもん。

  

一方で、明確にやりたいこととかが決まっている人たちがいる。僕もそうだけど目標が明確なほうが、頑張れるし、日々の生活にハリが出て充実感を感じられる。

 

だから、実際にその職業についてときの具体的な生活をイメージしないまま、自分の好きな仕事に向かって全速力で努力してしまう。

  

ある意味それはとても危険なことだ。

 

そもそも「好きな仕事」なんてあるわけない

僕もレストランで働いているときはすごく楽しかった。

でも、給料は安いし、労働時間も長くて大変だった。結婚したりとか、将来設計なんてとてもできなかった。

 

子供のころ、”好きなことを仕事にしなさい”とか、”好きなことを仕事にしたほうが幸せだ”みたいなことが、ごく自然に言われている。

 

でもさ、本当に好きなことって、マンガ読んでダラダラするとか、映画見るとか、うまい酒飲むとかそういうことじゃない?

そんなことが仕事になるわけないから、”漫画家になろう”とか、”映画監督になりたい”とかいうわけだ。

 

でも、マンガたくさん読みたいなら、労働時間短くて、そこそこ稼げる仕事なら何でもよくないか。映画見るのが好きなのに、なんで撮るほうになろうとするのさ。

 

職業選択は、どんな生活がしたいかを基準にすべき

好きなこと系の仕事って、ミュージシャンとか、デザイナーとか収入面で恵まれていないことが多い。

 

好きな仕事ができるようになったとして、それってどういう生活なの?その生活って自分や家族を幸せにしてくれるものなの?好きな仕事をしている時の具体的な生活をイメージしたことある?

 

そういう現実的なことをイメージしないで、”何をやるか”にばかり集中してしまうのは、自分を不幸の始まりかもしれないよ。

 

あたまの中の刷り込みを書き換えよう

私たちは今すぐにでも、自分自身であたまの中の刷り込みを意識的に変更することができる。

 

もしかしたら、あなたが子供のころに植え付けられた考え方は好ましいものではなかったかもしれない。

でも、あなたはあなたの意志でその刷り込みを修正することができる。

 

あなたに影響を与えた両親や尊敬するひとが、彼らなりの最善を尽くしてくれたことに感謝しよう。

 

そして、好きな自分・なりたい自分になるための、自分の意識や常識を修正をしよう。

 

僕が実際に、刷り込みの修正に利用した本がこちら。

 

セルフトークであったり、自分の意識を自分自身で構築するというアイデアを教えてもらうことで自然に主体性が身につく。

今でも定期的に読み直す、ぼくの人生のバイブル的な一冊になっている。

 

ちなみに

世の中で好きなこと系の仕事の収入が低い。それは、あなたがその仕事をすることを求めている人が圧倒的に少ないからだ。

 

お金は、その人が生み出した価値に対して支払われる。

もちろん、会社が一定の搾取はしているのだけど、そもそも業界レベルで収入が低い場合は、ほかの業界の仕事に比べて、そもそもその仕事に「価値が低い」ということだ。

 

これはもう圧倒的な事実であって、個人がいくら質のいいものを生み出しても、よほど飛びぬけていなければ何も変わらない。

 

ちなみに僕の好きなことは「楽してお金がもらえること」です。今は、家庭を持ったから安全性も大事。

 

ぼくは業界チェンジだけでなく転職もした。その時は転職サイトを色々使った。

 

色々無料面談に行ったけど、ぼくのおススメは「マイナビ」一択!マイナビエージェント
転職なら求人情報豊富な人材紹介サービスのご利用を!専任のキャリアコンサルタントと話をすることで初めて気付く自分の価値がある。

 

マイナビのいいところは、年収や労働環境の平均値がほかのサイトより断然いいところ。僕の奥さんや、妹も使っていて、男女の区別なく好評だ。

 

好きな仕事を目指すなら覚悟が必要

高校生や大学生の読者の方は、切実な悩みだろうが、「好きな仕事を目指すならそれに見合った覚悟が必要」ということは知っておいてほしい。

 

自分の幸せは仕事によって達成できるものじゃない。迷ったらより稼げる職業のほうがいい。

 

お金だけあれば幸せになれる分けじゃないけど、お金さえあれば人は不幸にはならないと思う。

 

といいつつ、僕は18歳から23歳までの5年間、料理の仕事をして良かったと思ってる。

そこからちゃんと家族が持てるようなジョブチェンジもできたし、料理ができるのとできないのでは、生活レベルが全然変わる。奥さんとのケンカも絶対少なくなる。

 

30代くらいなら全然やり直しができるし、後悔したっていい。でも、ちょっと具体的な生活のことも考えられたらより良い選択ができると思う。